Pionexの概要と解説

暗号資産取引所は、寡占状態でCoinMarketCapには393の取引所が掲載されています。既に各社差別化がしにくくなっている中、Pionexは早期からボット取引を充実させ、独自路線を採っています。

この記事を書いた人:Junya Kato

オリジナルリンク:https://www.token-economist.com/2021/08/14/pionex-introduction/

Pionexの概要

Pionex(パイオネックス)は、業界の中でも早期から誰でも使えるボット取引を提供している取引所です。

歴史を振り返ると、BTCやETHのように、結局のところ優良なプロジェクトの暗号資産をHOLDしておけば大きな利益を上げられたという例は多くあります。しかし、それは一般的に思われているほど簡単ではありません。実際には、ほとんどの人が本来必要ないトレードを繰り返したり、ロスカットができないなど、感情のコントロールができないことで資産をすり減らしていきます。Pionexは、このようなユーザーに対しての解決策を提供します。

Pionexが提供するのは、クオンツを用いたボット取引になります。クオンツとは、高度な数学的手法や数理モデルを用いて市場を分析することを指し、それを使った取引やリスクマネジメントをクオンツ運用といいます。Pionexでは、クオンツ運用をユーザーに無料で提供し、感情に起因するトレードを完全に排除することができるようになります。これにより、ユーザーは堅い運用益を得やすくなります。

そして、Pionexでは同社のクオンツに基づいた、様々なボット取引戦略を公開しています。いずれの戦略も数十ドル程度から始めることができ、一度セットしてしまえばあとは寝るだけになるため、初心者ユーザーへの敷居が非常に低くなっています。

Pionexの特徴

堅い運用ができる

Pionexでは、暗号資産投資家が期待しがちな「資金が倍になる」という程ではないものの、ボット取引において堅い利回りを提供します。ボット取引(裁定取引のみ)の利回りはRankinsページから確認することができます。多くの暗号資産の運用利回りは、180日運用した場合の年率換算で20 – 35%程度になり、ドローダウンを受けたとしてもせいぜいマイナス10 – 15%程度になります。

世界最高の投資家と言われるウォーレン・バフェットの平均年間パフォーマンスは20%程度となるため、これは十分に高いと言えます。「堅い運用」とはいえ、確実に儲かるということはなく、相場の状況によりパフォーマンスの分布が変わってくる点にはご注意ください。

無料で無制限のボット取引が利用できる

最近は無料でボット取引が利用できるサービスが増えてきているものの、ある程度の制限が存在しています。競合サービスでは、取引所にAPIでつなぎこみをするものが多いため、APIの制限により多彩な取引をすることができません。また、月額料金を課されるものがあります。

Pionexの公式ブログの記事「グリッドボット:グリッド取引戦略を使用する9つの理由」では、競合との比較を掲載しているため、参考までにご覧ください。

流動性が高い

Pionexのボット取引は、人間が手動で取引を行うよりも遥かに高頻度な取引を行うので、流動性不足によりスリッページが発生しないことが重要になります。そのため、PionexではBinanceとHuobi Globalの流動性を集約しています。Binanceは世界で1番の売買高を誇る取引所であり、Huobi Globalは世界で3番目の売買高を誇っています。これらの巨大な流動性を集約することにより、ユーザーはスリッページが発生しにくい恩恵を預かることができるようになります。

また、取引所でボット取引そのものによる売買が盛んであるため、それ自体もPionexの流動性を大きくする効果があります。

アフィリエイトの紹介メリットが大きい

多くの取引所では、魅力的なアフィリエイトプログラムを提供してユーザー確保に努めていますが、いざアフィリエイトでユーザーを招待したとしても、実際にユーザーに使ってもらえるまで至らないことが多々あります。そのため、アフィリエイトを使ってもほとんど利益にならないことは少なくありません。

一方で、Pionexでは取引所が標準機能としてボット取引を提供しています。ボット取引では一日に何回も取引を行うため、ボット取引を行うユーザーを招待さえできれば、安定した継続的なアフィリエイト収入を確保することができるようになります。

Pionexが提供するボット取引の戦略

Pionexではいくつかのボット取引を提供しています。グリッド取引が中心になり、他に先物裁定取引やリバランスなど、様々な戦略があります。

基本的なボット取引

グリッド取引(Grid Trading)

グリッド取引は、相場の6 – 8割を占める横ばい相場を利用します。相場の価格がある程度落ちたところで分割して買い、上がったところで売り抜けます。価格が上がり続けている相場に向いています。

先物裁定(Spot-Futures Arbitrage)

先物裁定では、先物と現物の間で生じている価格差を利用して、サヤ取りをしていく、いわゆるアービトラージと言われる戦略です。割安な対象を買い、割高な対象を売るポジションを取ることで利益を上げていきます。

リバランス(Rebalancing)

リバランスでは、複数の暗号資産のポートフォリオ比率を設定し、オリジナルのインデックスを作成します。その後の価格変動により、値上がりした資産は売り、値下がりした資産を買い増すなどを行うことで、ポートフォリオ比率を維持します。

高度なグリッドボット取引

レバレッジグリッド(Leveraged Grid)

レバレッジグリッドでは、グリッド取引と同じ戦略を採ります。資金を借り入れ倍率をかけることにより、より大きなポジションを取ることができます。その分、1時間ごとに金利の支払いが発生します。価格が上がり続けている相場に向いています。

Pionexの解説ページ:Leveraged GRID Bot

マージングリッド(Margin Grid)

マージングリッドは、グリッド取引と同じ戦略を採ります。異なるのは、担保を使って資金を借り入れることでショートやロングのポジションを取り利益を上げていく点です。資金を借りるため、1時間ごとに金利の支払いが発生します。

Pionexの解説ページ:Margin GRID Bot

リーバスグリッド(Reverse Grid)

リーバスグリッドは、グリッド取引と似ていますが、現在価格で売り、価格が下がっている間に買い戻しを行います。取引は、ショートをするわけではなく、現物を通して行われます。価格が下がり続けている相場に向いています。

Pionexの解説ページ:Reverse GRID Bot

レバレッジリバースグリッド(Leveraged Reverse Grid)

レバレッジリバースグリッドは、リバースグリッドと同じ戦略を採ります。資金を借り入れて倍率をかけることにより、より大きなポジションを取ることができます。その分、1時間ごとに金利の支払いが発生します。取引は、ショートをするわけではなく、現物を通して行われます。価格が下がり続けている相場に向いています。

Pionexの解説ページ:Leveraged Reverse Grid Bot

無制限グリッド(Infinity Grids)

無制限グリッドは、グリッド取引の特別バージョンです。グリッド取引では、グリッドの上限を定めるため、強いトレンドを十分に捉えることができません。一方で、無制限グリッドでは上限が特にありません。また、リスクを限定するため、無制限グリッドを使った場合のアイドル資金はグリッド取引より多めになります。強気の上昇相場に向いています。

Pionexの解説ページ:Infinity GRID Trading Bot

Pionexの登録方法

Pionexのページにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して「Sign up」をタップします。その後、パズルのピースをはめ、メールアドレスに届く6桁の番号を入力して「CONFIRM」をクリックすると登録することができます。

Pionexのボット取引方法

各取引ペアの画面にアクセスしたときに「自動売買」→「ボットを作成」の順に選択すると、取引戦略一覧が出てきます。相場の状況(上げor下げ)に応じて、ボット取引の戦略を選択し、その後取引で使用する資金量を決めて「ボットを開始」をクリックします。

Pionexに関する情報

get free trading bots now